キュレーション
国内外の協力体制
Cooperation system
地球外物質研究グループでは、国内外と協力体制をとって、地球外物質試料の受入研究開発を進めています。
「はやぶさ」初号機では、プロジェクト内に作られた初期分析チームと連携して、小惑星イトカワからの試料受入れ準備を進めました。
「はやぶさ2」では、プロジェクト内に作られた初期分析チームとは別に、連携拠点機関とphase2キュレーションにおける協力体制を作っています。連携拠点機関は現在2拠点あり、一つは岡山大学惑星物質研究所(PI中村栄三)、もう一つはJAMSTEC高知コア研究所(PI 伊藤元雄)です。高知コア研究所を中心として、いくつかの大学・研究機関は、雰囲気遮断多機関試料輸送容器および多分析機器共用試料ホルダーなどの開発を通して、研究開発体制を構築しており、地球外物質研究グループは、そのいくつかの大学・研究機関とも連携協定や共同研究契約を結んでいます。
現在締結している、連携協定・共同研究契約は以下の通りです。
連携協定締結
- 国立大学法人 岡山大学惑星惑星物質研究所
- 独立行政法人 海洋研究開発機構(高知コア研究所)
- 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 分子科学研究所
- 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所(南極隕石ラボラトリー)
共同研究契約締結
その他、NASAとの覚書(MOU)に伴い、NASA/JSCのキュレーションスタッフとは協力体制を構築しており、相互視察や技術派遣を行ったりして、技術協力を進めています。
また、CNESとの協定により、小惑星リュウグウからの試料の初期記載を目的とした、MicrOmegaという赤外分光撮像装置の提供がIASより行われており、IASとの技術協力も進めています。
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