地球外物質研究グループ|宇宙科学研究所

「はやぶさシンポジウム2023」開催しました

はやぶさシンポジウム2023 (第10回宇宙物質科学シンポジウム)が、11 月 15 ~ 17 日に相模原キャンパスでの現地開催とオンラインによるハイブリッド形式で開催されました。世界中から多くの研究者が集まり、現地会場は140名を超える参加者で熱気に包まれました。また昨年に引き続き、今年も多くの方がオンラインで参加され、これまで10回開催してきたはやぶさシンポジウムで過去最多の参加者数となりました。

招待講演8件に加え、第10回開催特別講演として地球外物質研究グループから「はやぶさ」「はやぶさ2」帰還試料のキュレーションの現状や研究成果の総括と、今後ISASでも受け入れ予定のNASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」による帰還試料や、MMXの帰還試料のキュレーションについての講演も行われました。

「はやぶさ」帰還試料(イトカワ)についての最新の成果や、「OSIRIS-REx」帰還試料(ベヌー)についての最新の情報が報告され、質疑応答も活発に行われました。また、「はやぶさ2」帰還試料(リュウグウ)は、初期分析チームへの試料配布に引き続いて行われている国際研究公募(AO)の枠組みでの試料配分開始から1年以上が経過し、これによる研究成果が続々と発表されました。初期分析の成果をもとにした発展的な内容の研究だけでなく、初期分析に参加していない若手研究者による発表も行われ、今後より幅広い分野での研究も注目されます。

来年も「はやぶさシンポジウム2024」を開催する予定です。来年は、イトカワ試料、リュウグウ試料に加えてベヌー試料の研究成果が報告されることが期待されます。さらに議論やコミュニケーションが活発に行われる場となるように準備していきますので、皆さんの研究発表、ご参加をお待ちしております。

「はやぶさシンポジウム2023」参加者の皆様、そして国立極地研究所、H#JST、MMX、JAXA宇宙科学研究所科学推進部の皆様にお礼申し上げます。

はやぶさシンポジウム2023については以下をご覧ください。
https://curation.isas.jaxa.jp/symposium/2023/index.html

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