初期分析・砂の物質分析チームから、リュウグウの研究成果論文がリリースされました
初期分析・砂の物質分析チームから、リュウグウの研究成果論文がリリースされました。
京都大学 野口教授らの研究グループにより、リュウグウ帰還試料の表層分析を実施した結果、リュウグウ表面の赤外反射スペクトルから推定された強く加熱された炭素質コンドライト隕石に近い、という解釈と、実際の帰還試料は水に富み強い加熱を受けていない炭素質コンドライト隕石と似た物質だった、という事実との矛盾について、宇宙風化による試料表層の脱水が赤外反射スペクトルに影響を及ぼした事が原因だったことが分かった、と発表しています。