地球外物質研究グループ|宇宙科学研究所

リュウグウ試料 最大粒子の記載が進行中!

探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った中で最大の粒子は、関係者の想像を超える10mm以上の大きな粒子でした(その他の粒子は数mmサイズ以下)。事前に用意していた試料容器には収まらないほどの大きさであったため、専用の特別な容器を準備し、その中へ移して顕微鏡観察や可視/近赤外分光を進めています。
動画は、窒素環境のチャンバーにて、圧力差により粒子を中空の針先端に吸い付ける真空ピンセット方式により、最大粒子を専用容器へ移動させているところです。

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